小児歯科について

予防するために通う場所

いいだ歯科は、「痛くなってから通う場所」ではなく「予防するために通う場所」でありたいと考えています。 お子様のお口の健康やメンタルへの影響を考えても、「虫歯になってから治す」のではなく「虫歯にならないようケアする」ことはとても大切です。 当院近辺(福岡市中央区など)で小児歯科をお探しでしたら、当院までお気軽にご来院ください。

小児歯科について

小児歯科で健康を育む

心身の健康を保つ上で、「歯」は非常に大切です。 高齢になっても入れ歯に頼らない健康なお口の状態を保てれば、何歳になっても美味しくご飯を食べられますし、すてきな笑顔でお話しもできます。 高齢になっても入れ歯に頼らない、健康なお口の状態を保つためのポイントは、実は0歳から20歳までの過ごし方にあります。 特に0歳から3歳までは「感染の窓」と呼ばれ、予防の始まりはこの時期からです。 常に意識したいのは3歳までにミュータンス菌を移さないこと、3歳までに甘いものを覚えさせないことです。 0歳から20歳までの時期は虫歯や歯肉炎のリスクが高いだけでなく、乳歯から永久歯への生え替わり、歯列の変化、骨格の成長など、一生のうちでもっとも身体的変化の大きい時期です。 そのような難しい時期だからこそ、小児歯科に定期的に通い、お口の中の状態をしっかりとチェックしてきめ細やかに対応することが重要になります。 子ども時代のお口のトラブルや骨格の未発達などは、将来に大きな問題を残す可能性もあります。 未来を担う子どもたちの健康なお口を守り育て、生涯にわたって健康でいられるための基盤づくりとして、当院では小児歯科に力を入れています。

お子様の健康なお口を手に入れるための4つのポイント

  1. リスクを知る
  2. 検査を行い、お口の中の現状や虫歯のなりやすさ(リスク)を調べます。
  3. 細菌をコントロールする
  4. 虫歯・歯肉炎の原因となる細菌のかたまり「バイオフィルム」を除去し、お口の中の環境を整えます。
  5. ホームケアの指導を受ける
  6. 正しいケア方法を学び、デンタルフロスなどのより良いケアグッズを取り入れることで、質の高いホームケアを継続します。
  7. 継続的な成長観察
  8. 定期検診のメインテナンス時にはお口の中や骨格の成長変化を確認し、適切な対応を行います。

大切なのは「家族で取り組む」こと

お子様のお口の健康管理をしっかり行うためには、まずご家族がお子様のお手本となるような意識を持つことが必要です。 子どもさんだけ受診されているご家族の方は、ご家族のお口の状況はいかがでしょうか? 子どもの虫歯についてだけでなく、ご自身のお口の中を理解し、家族みんなで予防に関する正しい知識を持ち、みんなが揃って実践していくことで、お子様自身もお口のケアを習慣化することができます。 そうしてお子様の歯科健康意識を高くすることで、将来にわたる虫歯リスクなどを減らすことができるのです。 当院では、ご家庭での指導方法を含めた丁寧なカウンセリングを行いますので、ぜひお子様と一緒にご来院ください。

虫歯リスクをきちんと把握

適切な治療計画を立てるために重要なのが、お口の中にどのようなリスクが潜んでいるかということです。 当院ではCRASP(生活習慣の問診)、食生活習慣の記録を取り、リスクの把握に努めています。

成長を見守る検査と記録

レントゲン写真撮影

歯の生え変わりの様子を観察し、必要な場合は撮影を行って現在の様子をしっかりと把握します。 場合によっては矯正などの治療を検討する場合もあります。 また、リスクの高い時期に隠れた虫歯がないかもレントゲンで確認できます。 口腔内写真では虫歯があるように見えないですが、レントゲンで撮影すると虫歯があることが分かります。

メインテナンスについて

ホームケアがしっかりできているかどうかのチェックや、バイオフィルムの除去、専用機器を使ったプロの手によるクリーニングなど、さまざまな処置を行いお子様のお口の中を衛生的にします。

当院の小児歯科治療の特徴

「むし歯のない子供さんをたくさん作ること」「二度とむし歯にならないようにすること」 これが最も大事なことだと考えています。

いいだ歯科のお子様の治療に対する考え方

1. お子様が泣かないように痛みの少ない治療を心がけています

当院では麻酔をする際に痛みを感じる痛点を避けたり、麻酔薬を体温と同じくらいに温めてゆっくり注射することで痛みを感じにくくしています。 どのような治療においても痛みが出ないように細心の注意を払い、痛みを感じにくいように治療を行います。

2. お子様の立場になって治療を行います

親御さんはお子様の歯について悩んでおられたり、治療について不安を感じておられると思います。当院では治療前に患者様からしっかりお話をお伺いし、ご希望に沿った治療プランや治療内容をわかりやすくご説明します。 また通院回数がなるべく少なくなる治療を心掛けています。

3. お子様の成長に合わせた歯並び治療をしています

お子様は成長の途中なので成長を利用して骨格や歯並びを治すこともできますし、小さい頃からの虫歯や歯周病の予防習慣をつけることがすごく大事になります。

4. 虫歯予防・歯周病予防に力を入れています

虫歯は削ったら治るというものではなく、削ると歯を痛めますので、ならないことが1番大事です。 小さい頃から虫歯を予防し、12才になって大人の歯に全部生え変わった時に虫歯が1本もないことを達成することは決して難しくありません。

5. インフォームドコンセント(説明と同意)を重視しています

もちろんお子様にもわかりやすく楽しく歯の治療の説明もいたしますが、親御さんにも十分治療のご説明をし、納得をいただいてからお子様の治療をいたしますので安心していただけます。

治療の痛みが心配な親御様へ

当院では痛みが出にくい方法で虫歯治療をしています。 麻酔が効けば、何をしても痛くないのですが、その麻酔が痛かったのでは困ります。 当院では、麻酔を痛くなくする2つの方法を行っています。

麻酔の痛みをなくす2つの方法

1. 麻酔の注射の針を刺す時の痛みをなくす

何と言っても、針を刺す時の痛みを防ぐことが大事です。

超極細の針を使っている
針が超細いので、刺した時にもわかりにくいです。
痛みを感じる細胞(痛点)の少ない箇所に最初に打つ
痛点が少ないので痛みにくいです。
針を刺す瞬間は、歯ぐきの粘膜を太鼓の革のように、
ピンと張って針が一気に歯ぐきに入るようにする
このようにすると注射針を刺したことがわからず、大人の患者さんには、「最近の麻酔は注射じゃないんですか?」と聞かれることも多いです。

2. 麻酔薬を注入するときの痛みをなくす

麻酔薬は液体なので温度が低いのですが、注入する時に温度が低いと、体が冷たく感じてしまうと同時に痛く感じてしまいます。 当院ではあらかじめ麻酔薬を体温くらいに温めていますので、麻酔薬を注入しても注入された事自体に気付かれませんので、痛みも感じないわけです。

それと、注入のスピードもかなりゆっくりしています。急いで注入すると、圧を感じてしまい痛くなってしまいます。 当院では、1滴を1秒くらいのゆっくりとしたスピードで注入していますので、注入自体に気付かれません。

3. どうしても怖がりのお子様には笑気麻酔

どうしても怖がりの方には、笑気麻酔と言って、鼻から笑気というガスを吸ってもらいます。 笑気を吸うと、おだやかでリラックスした気分になり、ちょっとほろ酔い気分になって痛みも感じにくくなります。簡単にできます。保険治療でできます。

小児歯科の診察の流れ

お子様の成長に合わせた適切なケアを可能にするため、当院の小児歯科では次のような流れで診療を行っています。
  1. 初診 各種検査を行い、お子様のお口全体の状況やリスクをしっかりと把握・記録します。
  2. 説明1 歯科衛生士がバイオフィルムを取り除き、お口の状態を治療可能な状態まで整えます。初診で行った検査の結果について説明を行います。
  3. 治療 治療が必要な場合、歯科医師が治療計画に基づいて治療を行います。
  4. 説明2 ここまでで、どれだけ状態が改善したか確認し、ご本人とご家族に説明します。
  5. メインテナンス 改善されたお口の中をこれからもキープしていくためのメインテナンス期間に入ります。頻度については歯科医師と相談して決めていきます。

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